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そうだ僕らはアイドルだ。

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百円の恋と千円の戦い

この前百円の恋という映画を友人Mと観に行きまして。

その日はもうめちゃめちゃに寒くて

待ち合わせの時に少し早く着いてしまったので
自販機で温かいコーヒーを買って飲みまして。
120円で買える幸せ、すごいよね。

そんでMちゃんがついてから
彼女がスタバでコーヒーを飲みたいなんていうから
つい私もトールのチャイティーラテを買いまして、
新宿の映画館に乗り込んだわけです

小さな映画館で
あったかいチャイ片手に
不思議な空気感の邦画

これが文化的で充実した休日じゃなかったら
いったい何が文化だよ、と。
思うよね?私も思った。

映画もね、いい感じで、もう
ヒロインの恋する相手を演じる新井さんが
なんとも良くて。
好きなタイプのクズで。

ストーリー的には
バイトや家族や恋やセックスすべてに
主人公がこれでもかってほどつまづいて
そこからボクシングを始めて
自分を見つけ出していく
的な話なんですけど

主人公(サクラ)が
ボクシングっていうものにたどり着いた時あたりで

私の文化が、
250mlのコーヒーとトールのチャイティーラテが、




私の膀胱に辿り着いちゃって




いやいや、まぁね
21年生きておいて
コーヒーの膀胱までのダッシュが
いかに早いかぐらい知ってたはずだった

でもさ、寒くて。
膀胱のこと忘れてた。

一刻もはやく、室内で座りたくて。
膀胱の意見、無視してた。
映画館のちょっと奥にあったトイレに対して
中二の女子グループのリーダー並みのガン無視を食らわせてた


スクリーンでは
サクラ、最初はパンチのフォームヘロヘロだったのに
どんどん早くて力強いパンチを
打つようになっていってて

私の文化(尿意)もね、
どんどんその姿を露わにして来てた。
力強くなってた。確実に。
『オヤ…?ボウコウ ノ ヨウス ガ…?▼』
ってナレーション入ってた
なんなら膀胱ピカピカ点滅して見えた
進化直前の雰囲気高まってた

でも負けるわけにいかねーと。
サクラが辛いトレーニングに耐えて
目標を見つけたお陰で
だらしなさが一転して、
ジョギングに朝から行くようになってる時に

サクラがこんな頑張って自分と戦ってる時に
私が簡単に自分の膀胱に負けていいのかと。

サクラの勇姿を見損ねて
トイレという敗北の地に逃げ込んでいいのかと。

ダメだ

逃げちゃダメだ

1000円(映画デーで安かった)と、
この映画を作ったすべての人のためにも
私の中でゴングが鳴った訳です




私、(尿意と)戦う!!!





もうその戦いの熾烈なことと言ったら。
いやもうね、長州も真っ青ですよ
なんたってね、映画館
音響が凄いんだよね

さすが。
やっぱり映画は映画館でみるのが一番
間違いない。
もう重低音が、響く響く
もう、音じゃなくて振動なわけ

サクラがサンドバッグをパンチするたびに
もうダイレクトに振動が届いちゃってるんだよね!
某KOUにね!
もう何のことならパンチされてるのはサンドバッグじゃなくて
私の膀胱なんじゃないの?って思ったよね
膀胱を暴行されちゃってんじゃないの?って

強敵だった。

もう何度もギブアップしようって、白旗を掲げようって思った
一瞬でサッとトイレいって帰ってくれば対して見逃さないかもって思った

でも、サクラの試合をそばでサポートするセコンドのようにね
私のそば(隣の席)のおじさん、
途中棄権絶対に許してくれなさそうな雰囲気だった

何度サクラが倒れても「立ち上がれ!」って励ますセコンドの二人みたいに
「映画の途中で絶対に立ち上がるな!」ってオーラがガンガンに出てた

だってもう映画に感動して、めっちゃ泣いてた
いまもし一瞬でも彼の視界をブロックしたら
もう逆にこいつに殺されると思ったよね

思い詰めすぎて一回



いやもういっそこの場でして全部椅子に染込ませようかな



って

一瞬ね?
一瞬だけね?

おもったよ?
しなかったけどね?
それは、反則だから

フェアプレーしか、したくないから
トイレは、トイレで
それが、ルールだから。

そしたら映画もどんどんクライマックスに近づいて来ちゃって
最後の見せ場の試合でサクラがノックダウンされそうになって

朦朧とする意識の中
リングの床をガンってパンチするんです

もうそのパンチが

もう

ここぞとばかりに


響いて(会場と、心と、膀胱に)



ここだ!
って思った

私の最後の戦いの見せ場はここだ!!!!
って
私の膀胱が雄叫びをあげてた


私もう全力で膀胱周辺の感覚を無にした

神経を集中させて
尿意を膀胱からどんどん引き上げて
お腹に、胸に、首に、頭に引き上げた

中国四千年のマジックでできると思った
自分を信じた


そうしたらね

私の目から


水が


ひと雫


流れ出たんです



いやまあね、
サクラの奮闘に自分の人生が重なって感動しただけかもしれないんだけどね??
感動し

でも思った
完全に私は思った



「出た!!!尿が目から!!!!!!」



尿、目に移動した!!!!
中国四千年!!!!!


勝った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!








そしてそのすぐ後
エンディングロールになったので

即座に席を立ちトイレに行きました



いや、良い映画だった
いやー、良い映画だったわ。

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